フリー素材を商標登録できるのか!

ブログを書く時や、ウェブサイトを作成する時に、フリー素材を活用することは多いと思います。

「フリー」とはいうものの、一体どこまでフリーなのでしょうか?

また、フリー素材を商標登録することはできるのでしょうか?

 

 

フリー素材を商標登録できるの!

フリー素材を商標登録することはできる

写真やフォント、イラストなどインターネットの普及によって様々なフリー素材が提供され、活用できるようになりました。

無料で利用できるにも関わらず、クオリティが高いものもありますので店舗用のロゴに使用したり、包装紙のデザインに採用しているケースも珍しくありません。

ブランドとしてのイメージが確立されていくと商標登録を検討することも自然なことだと言えるでしょう。

 

ここでの疑問は、フリー素材でも商標登録が可能かどうかということです。結論からいうとフリー素材であっても商標登録することはできます。

ただし、いくつかの条件をクリアすることが必要です。

 

まず第一にフリー素材は無料で利用できるというだけで、著作権を手放しているとは限りません。

利用制限が設けられていることが多く、この範囲内であれば著作権を行使しないという条件で無料となっているのです。

個人利用に限り可能とされていることも多く、企業や団体のロゴや商用利用は禁止、または有料となったり、著作者への連絡が必要だったりすることもあります。

 

さらに、商標登録の観点から言うとフリー素材は無料で使用できることから、一般的に幅広く普及している可能性があります。

商標登録は独自性の高いものでなければ登録することはできません。

これを回避するためには二次創作物としてデザインの一部として使用したり、加工を施したりして二次創作の要素を加える必要があります。

 

商標法ではオリジナル性が高いものになっていれば、商標登録できる可能性は高くなるのです。

しかし、二次創作や加工については著作者が認めていないケースもあります。

商用利用が可能で、オリジナル性が高いものへの二次創作や加工が認められていることが商標登録をするための条件だと言えるでしょう。

 

 

フリー素材の利用規約や著作権に注意

商標登録を意識する場合には利用規約や著作権には十分に注意する必要があります。

フリー素材だからと言って、何に使用しても良いわけではありません。利用規約の中で使用を制限している場合も多いのです。

 

そもそも、二次創作や加工を認めていない場合にはオリジナル性を追求することは難しく、結果的に商標登録を行うことは厳しいと言えるでしょう。

特にロゴデザインなどのブランディングに関わるパーツを、デザイナーに依頼する際には注意が必要です。

費用を抑えるためにフリー素材を使用するケースがありますが、商標登録の観点からデザイナーには確認が必要になります。

 

自分で使用する場合には利用規約をしっかりと読むこと、依頼する場合には利用規約を確認したかを確かめることが大切です。

利用規約には細かく指定されていることもあります。

 

例えばフリー素材には写真も含まれますが、画像の縦横比の改変などが許可されていないケースなどがあります。

そもそもフリー素材提供者が著作権を守っていない可能性も考えられます。

また、人が写り込んでいる場合には撮影者に著作権がありますが、写り込んでいる人にも肖像権が存在するのです。

 

利用規約と同じように信頼できる提供者かどうかの判断も慎重に行うことが必要です。

個人利用では問題がなかったものでも、長年使用することでブランディングとしての起用を考えることも珍しくありません。

 

フリー素材については、使用時だけでなく継続的な運用の可能性も考慮して採用する必要があります。

少なくとも、うっかり禁止事項を見逃して利用することのないようにしましょう。

なかには規約が記載されていない場合もありますが、その場合には著作者に問い合わせることでトラブルを未然に防ぐことができます。

 

 
 
    どうも 
 弁理士 吉田雄一  

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