J-PlatPatのリニューアル

特許情報プラットフォーム(Japan Platform for Patent Information=「J-PlatPat」)は、特許、実用新案、意匠及び商標等を無料で検索・照会することができるシステムです。

このJ-PlatPatがリニューアルされたました。

 

J-PlatPatのリニューアル

J-PlatPatのリニューアルの概要

独立行政法人、工業所有権情報研修館が提供する特許情報のプラットフォームは新機能を搭載してリニューアルしました。

内容的には特許実用新案検索機能の刷新が中心で、主に以下の5つの項目が新しくなっています。

 

1.特許分類とキーワードを掛け合わせた検索が可能

2.近傍検索が可能

3.外国特許公報(米国・欧州・国際出願)の英文テキスト検索が可能

4.国内の公開特許公報等のテキスト検索が可能な期間の拡大

5.検索結果表示件数の上限拡大

 

 

特許分類と、キーワード検索を組み合わせることができるようになりました。

また、多少用語が異なるものまで検索してくれる近傍検索が実装されました。

 

他には、外国公報や古い国内公報がテキスト検索できるようになったのは、非常に大きいですね。

 

元々、特許実用新案テキスト検索では、テキストの対象が公報の電子化以降となっていましたが、今回のリニューアルにおいて検索対象は電子化以前にも拡大され、過去の古い情報も探せるようになっています。

昭和以前の情報にも対応しますから、探したい情報を逃さずに見付けることができます。

 

外国公報のテキスト検索に関しては、欧州のEspacenet(通称エスパスネット)が非常に進んでいましたので、今回のリニューアルで多少は追いついたのかもしれません。

 

最後に、結果表示件数の上限拡大では、利便性が大幅に高められました。

従来は結果の表示件数が1000件まででしたが、リニューアル後は3000件まで拡大されています。

これからは国内と外国を合わせ、非特許文献も3000件まで結果が表示されます。

 

5つの機能は検索に関わるものばかりですが、利便性が向上して使い勝手が改善しています。

 

 

テキスト検索の範囲が拡大

国内の公開特許公報等のテキスト検索、この年範囲の拡大も注目点でリニューアルにおける見逃せないポイントです。

電子化以降の公報情報に限らず、電子化以前の公報も、OCR等で作成されたテキストも対象となったのは小さくない変化です。

 

今回のリニューアルによって、電子化前後にあった機能の壁を越えて情報が探せるようになりました。

インパクトが大きいのは、やはり紙の情報もコンピュータで調べられるようになったことです。

OCRの活用で紙情報の効率的な読み取りが実現したり、テキスト化して検索対象に加えられたのは特許情報プラットフォームの成果です。

 

近傍検索では、キーワード間の文字数の上限を指定して探す機能を追加して公開しています。

英文の場合は単語数の指定が可能ですから、近傍検索においては電子化以前の公報も、OCR等で作成されたテキストも対象となったので便利です。

特定の範囲で知りたい情報が探せる、これは案外魅力的で検索の活用方法が変わるような変化でしょう。

 

外国公報の特許実用新案テキスト検索では、これまで日本語のみが対象でしたが、英語にも対応したことで使い勝手が良くなっています。

和文か英文のどちらかを選択できるので、調べたい文献に合わせて細かく指定を行えるのが嬉しいところです。

 

外国の主要な5大特許庁に対応していることから、アメリカやEPOは勿論WIPOと中国に韓国も対象です。

 

どこで出願された特許実案情報なのかも合わせて、複数のサービスに跨ることなく、

1つのサービスで選択して探せるようになったのは大きな魅力だと思います。

 
 
    どうも 
 弁理士 吉田雄一  

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